離婚協議書のススメ。未来の自分を救う7つのポイント

離婚Tips

離婚って、感情の問題だと思ってたんです。
「もう無理」「顔も見たくない」「てか、牛乳まいたよな?」とか、感情のぶつかり合いがピークに達したら、あとはサインして終わりだと。

でもね、現実はもっと事務的で、冷酷です。
そう、「離婚協議書」という名の契約書が、あなたの未来を守ってくれるか、破滅させるかを左右するのです。


離婚届だけじゃ足りない?協議書ってそんなに大事?

離婚は「届出」だけで成立します。たしかに。
でも、そこで終わらせると、あとでこんなことになります。

  • 「養育費?いや約束してないし」
  • 「面会交流?忙しくて無理ね」
  • 「財産分与?言ったっけ?記憶ないなぁ」

……ええ、地獄です。

これを避けるために必要なのが「離婚協議書」。これは、離婚後の「取り決め」をまとめた契約書。仲良く別れる人も、喧嘩別れする人も、離婚をする際の条件の整理にもなるし、これだけは作っておいてよかったです。


書くべき7つの基本項目(ぜんぶ大事)

以下が必ず押さえておきたい内容です。
インターネットでも離婚協議書テンプレートが転がっているので探してみてください。

① 離婚することの合意

互いの同意により、協議離婚する」ことを明記。離婚理由は書かなくてもOK。

② 子どもの親権者

未成年の子がいる場合は絶対に記載。離婚協議書で一番重要
「共同親権」は現時点では不可です 
私たちの場合は「母親」が親権者になりました(泣)

※2026年までに離婚後の共同親権を導入する改正民法が施行される予定らしいです

③ 養育費の金額・支払方法・期間

例:「毎月○万円を、○歳になるまで支払う」「振込で支払う」など、詳細に取り決めましょう。
地雷ワード:「できる範囲で払う」←ほぼ払わないやつの常套句。

④ 面会交流の頻度・方法

「毎月第2土曜日、10時~17時、自宅で」など具体的に。
養育費だけ払って子供には会えない、そんなお父さんを一人でも減らしたい(泣)

⑤ 財産分与

現金・預金・不動産・車・保険など。分け方や振り込み先の口座、振り込み時期なども明記しておくと安心。
ポイント:共有財産が対象だから、結婚前に手に入れた財産は分与しなくても大丈夫。あと、隠し口座の存在は離婚後も黙っておこう。

⑥ 慰謝料の有無と金額

支払う場合は「金額」「支払期限」「一括or分割」を記載。
私たちの場合、幸いにも慰謝料はなかったです。

⑦ 年金分割

年金機構への手続きも忘れずに。特に専業主婦(夫)だった相手がいた場合重要。
ポイント:これを調べて請求してきた元嫁には脱帽。


公正証書にするべき?YES:踏み倒されるのが不安なら

離婚協議書は紙に書けば法的効力があるわけではありません。
踏み倒されたくないなら、公正証書にすることも検討してみてください。養育費などの支払いが滞ったときに、すぐに強制執行ができます。


テンプレはあるの?→あります。ググっても出てくる。でも…

「離婚協議書 テンプレート」で検索すれば、山のように出てきます。
大事なのは離婚前に中身を詰めること。お互い辛いと思うけど、今でもやっておいて良かったと思います。


弁護士なしでも書ける?→YES。ただし、揉めてない場合に限る

感情的にもつれてる?
相手がやたら書面にうるさい?
元嫁のバックに弁護士がチラついてる?

……だったらプロを頼ってください。あなたの精神安定剤になります。


経験者のひとこと:「書いておいて良かった…?」

正直、離婚後に協議離婚書を見ることは今までなかったです。離れても大切なわが子なので養育費も払っているし、プレゼントも送ります。面会交流も取り決めた内容とは違って柔軟に会うことが多いです。

でも、やっぱり離れて生活してみないとお互いわからない事が多いですし、「養育費を払う」「子供と面会できる」と約束があるだけで心の安心材料になります。

個人的には離婚協議書の作成はオススメです!


最後に:愛が終わったら、契約交渉を始めよう

別れは感情の終わり。

でも書面は、未来へのはじまり。
愛がなくなっても、責任と約束は残ります。

「書いておけばよかった」と泣く前に。今、書こう。
未来のあなたが、きっと感謝します。

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